2月18日開幕のJ2に臨むいわきFCは26日、平赤井の閼伽井嶽薬師常福寺(上野宅正住職)で必勝祈願に臨んだ。チームが本格始動した平成28年から毎年、同寺院で必勝祈願を欠かさず行っている。
チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智代表取締役らフロントスタッフと、村主博正監督、MF山下優人主将ら選手30人が参加し、群雄割拠のJ2に〝いわき旋風〟を巻き起こすことを誓った。
選手たちは上野住職の護摩祈とうを受けた後、旧磐城平藩主・安藤家が出陣する際の験(げん)担ぎにしたと伝わり、J3優勝・J2昇格を果たした昨年の必勝祈願でも口にした縁起物の「勝栗(かちぐり)」を味わい気勢を上げると、村主監督がいわきだるまに「必勝」の2文字が入った〝必勝ダルマ〟の片目に目を書き入れ、全員で必勝を祈願した。
山下主将は「J1経験のチームが多くレベルは高いが、どれだけやれるかが楽しみ。自分たちらしく一試合一試合全力で戦い、これまでと変わらず『90分間止まらない倒れない前に進む』サッカーを見せていきたい」と意気込みを語った。
開幕戦はホームのいわきグリーンフィールドで行い、同じJ2昇格組の藤枝MYFC(静岡)と対戦する。キックオフは午後2時予定。
いわきFC