市は18日、記録的な大雨に見舞われ、広範囲が浸水した秋田県秋田市に対して、生活環境部の職員3人を派遣すると発表した。市によると、環境省の災害廃棄物処理支援員制度(人材バンク)を通じて派遣要請があり、大雨で生じた災害ごみについて、契約事務や補助金の簡単な理解など、初動期のマネジメント支援に当たる。派遣期間は2人が21~28日、もう1人が23~28日の予定。
秋田市によると、大雨による全壊や床上、床下浸水などの住宅被害が、最大3万2000世帯に及ぶ可能性がある。同市は1日現在、13万8971世帯あり、全体の約4分の1で住宅被害にあった推計となる。また2019(令和元年)の東日本台風で、いわき市に職員を派遣した実績がある。
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