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いわきFC ホームで3カ月ぶり白星 谷村2発で秋田に2-0の快勝

 サッカー・明治安田J2リーグの第25節として、8位のいわきFCは4日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、11位のブラウブリッツ秋田との「東北ダービー」に2―0で勝利した。いわきの通算成績は10勝7分け8敗の勝ち点37。順位は前節より1つ上がり、20チーム中7位。次戦は10日、同じくホームのハワスタに、10位の愛媛FCを迎え撃つ。キックオフは午後6時。
 3週間の中断期間を経て再開したリーグ戦。いわきは前半4分、FW加瀬直輝(24)が敵陣右サイドを駆け上がり、低めのクロスを繰り出すと、FW谷村海那(26)がペナルティーエリア中央で右足を振りぬいて先制点を奪取。39分には秋田の選手がレッドカードを受けて退場し、数的優位な状況が生まれた。
 後半も両サイドを効果的に使いながら果敢に攻めると、24分に敵陣で細かくボールをつないだ後、FW有馬幸太郎(23)が右サイドから一気に前線へクロスを放ち、谷村がそのまま右足でボールを流し込んでゴールネットを揺らした。
 守備陣は10人ながら猛攻を仕掛ける秋田に対し、コンパクトかつ丁寧に対応することで得点を許さず。5試合ぶりのクリーンシートで試合を締めた。
 前節のアウェー・モンテディオ山形戦(○2―1)に続き連勝となり、ホームでの白星は5月3日のジェフユナイテッド千葉戦(○1―0)以来およそ3カ月ぶり。
 田村雄三監督(41)は「皆さんの声援が力になって勝利できた」と述べた上で、中断期間については「先週はあるチームと練習試合を組んだりと、意図的にきついトレーニングを行った。また失点の多い時間帯はじめ、データに基づいて選手間の共通認識を図り、残り14試合一つ一つ大切にやっていこうと伝えた」と説明。今季の目標とするJ1昇格プレーオフ圏内(6位以内)に向け、改めて戦い抜く姿勢を示した。
 (写真:追加点を挙げて顔がほころぶ谷村)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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