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いわき市 クマ目撃を可視化した地図をウェブで公開 7月には川前で初断定
市は26日、クマに関する注意喚起ツールとして、ホームページに目撃情報を可視化した「クマ目撃マップ」を公表した。
いわき市にはツキノワグマは生息していないと考えられていたが、7月31日に川前町下桶売で見かけた動物1頭が、市内で初のツキノワグマ目撃と断定した。
この他にも痕跡は確認されていないが、市内の広い範囲でクマを見たとする通報が寄せられており、エサを求めてクマが市域外から往来している可能性から、不意の遭遇を避けるためにマップを作成した。
県は11日から、浜通りにツキノワグマ出没注意報を出している。市では行楽やキノコ狩りで入山する際には、マップを活用するよう呼びかけており、複数人で行動したり、音の鳴るものを身につけたりするよう求めている。
詳しくは、市ホームページ<こちら>まで。遭遇時の対策なども紹介している。
クマを目撃した際は市役所=電話(22)1111=または110番へ。無料通話アプリLINE(ライン)による「スマホ市役所」でも通報でき、その場合は可能な限り画像(痕跡等でも可)の添付を要請している。
(画像:クマ目撃マップ)