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デフリンピック開幕に合わせ 三和小・中 ブラインドサッカーの講話・体験

 スポーツを通じ、東日本大震災で被災した子どもたちをサポートする復興支援団体「友情ネットプロジェクト」の学校訪問講演会が13日、三和ふれあい館で開かれた。
 福島市出身のブラインドサッカー選手で、14年間にわたり日本代表としてアジア選手権、世界選手権に出場した加藤健人さん(40)が訪れ、三和小・中の児童、生徒たちにブラインドサッカーの魅力を伝えた。
 同校では児童、生徒たちの健全育成を図るため、スポーツ教育に力を注いでおり、アスリートを招いての講演会などを展開している。
 世界規模の聴覚障がい者による総合スポーツ競技大会「東京2025デフリンピック」で、14日からJヴィレッジ(双葉郡楢葉、広野町)で始まるサッカー競技に合わせ、加藤さんを招いた講演会を企画した。
 小学5、6年生と中学生合わせて65人が参加。加藤さんは高校3年生の時に遺伝性の病気「レーベル症」にかかり、視力が急激に低下したことと、その現実を受け入れられずに引きこもってしまったことなどを赤裸々に語った。
 高校卒業後にブラインドサッカーと出会い、練習を見学した際、自分を受け入れてもらいって選手になることを決意。「失敗する辛い経験があるかもしれないが、多くのことに挑戦してほしい」と呼び掛けた。
 また児童・生徒はアイマスクを付け、ブラインドサッカーのボールを使い、2人1組などでプレーを行い、競技に理解を深めていた。
 (写真:ブラインドサッカーの体験)

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