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いわき市主催の第40回障がい者作品展 ら・ら・ミュウで開幕 12日まで
9日までの「障害者週間」にちなみ、障がい者本人や障がい福祉の理解促進と、障がい者の社会参加についての啓発を図るため、市主催の「第40回障がい者作品展」が5日、道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」1階南側休憩所で始まった。12日まで。
企画・運営をいわき地区障がい者福祉連絡協議会が請け負っており、趣旨に賛同した市内の障がい福祉サービス事業所や平支援学校、いわき支援学校、同校くぼた校などが参加。利用者や子どもたちが心を込めて作った絵画、はり絵・きり絵、写真、バッグ、だるまなど、テーマに掲げた「みんなのWAKUWAKUがここにある」の通り、心躍るような多彩なアート作品約430点を展示した。
また会場では来場者が葉の形の付せんにそれぞれの思い、感想を書いて木の絵に貼り付けるワークショップ、さをり織、クリスマス・正月飾り、パン、焼き菓子、とうふなどの授産品の販売も。障がい者の家族や関係者のみならず観光客も気軽に足を運び、障がい者をとりまく環境などに目を向けていた。
このほか初日は開会式も行われ、作品展のポスターで採用された絵画の作者、鈴木智和さん(アライブ)、今野豊さん(あい一番)と製作事業所じょうばん福祉作業所に感謝状が贈られた。
(写真:400点を超える多彩なアート作品が並ぶ会場)