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有名投資家かたる話信じて いわきの50代男性 SNS通じ200万円の詐欺被害
いわき市の50代男性がSNSを通じ、有名投資家をかたる人物の話を信じ、合わせて現金200万円をだまし取られたと明らかにした。同署は届け出を受け、SNS型投資詐欺事件として調べを進めている。
同署によると、男性が7月29日にインターネットを閲覧中、有名投資家とする株の記事を見つけ、そこに掲載されていた無料通信アプリ「LINE(ライン)」の友達登録を行った。登録後に相手から連絡があり、「指示に従って保有株を売却することで利益を得られる」「あなたの口座の残高を使って、株の予約をすることができる」などと告げられた。
一連の話の内容を踏まえ、男性は指定された投資専用アプリをダウンロード。アプリ上では利益が出ているようになっており、相手に支持されるまま、投資資金名目で2度にわたって100万円ずつを振り込んでしまった。
その後に男性は不審に思い、利益を引き出そうとしたが、追加の現金を要求されたため、同署に相談し、詐欺事件と発覚した。同署では、SNSで知り合った相手から投資の勧誘を受けた場合は詐欺を疑い、110番通報や最寄りの警察署に通報することを求めている。
(資料写真:いわき中央署)