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吹奏楽振興に尽力 故根本直人さんに感謝の思い 教え子や関係者がしのぶ会

 いわき地方の吹奏楽振興に尽力し、県吹奏楽連盟副会長などを務め、昨年3月に74歳で急逝した根本直人さんをしのぶ「根本直人先生に感謝する会」が5日、平のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれた。県内外から約140人が出席し、思い出を語り合いながらその功績をたたえた。
 根本さんは四倉町出身。国立音楽大を卒業後、福島高専の講師となり、1975(昭和50年)に女声合唱団「月曜コール」、いわきシンフォニックウインドアンサンブル設立に携わった。
 81年には磐城高の吹奏楽部を全日本吹奏楽コンクール(全国大会)に導き、高校の部では県勢初の金賞を受賞。その後は高校の音楽教員として、長年にわたって一線で活躍してきた。
 全国大会には磐城高、勿来工業高、いわき明星大・医療創生大で延べ19回出場。2015(平成27)年に15回の出場をたたえ、全日本吹奏楽連盟から県内で初めて「長年出場指揮者」の表彰を受けた。
 近年は県吹奏楽連盟音楽監督として、県内各地の学校に赴いていたほか、部活動の地域展開を見据え、学校の垣根をこえた「いわき吹奏楽アカデミー」を指導していた。
 感謝する会は、教え子や地元関係者が実行委員会を組織して主催し、県吹奏楽連盟いわき支部が共催した。
 主催者代表として、佐藤悟・実行委員会顧問(元県吹奏楽連盟いわき支部長)が「彼は吹奏楽の発展に全身全霊をそそいだ。感謝の誠を示す機会を持ちたいと思い、きょうこうした会を催すことができた。これからも折に触れ、直人氏を思い出してほしい」と述べた。
 県吹奏楽連盟の田母神貞子理事長もあいさつに立ち、根本さんとのさまざまなエピソードを紹介し、参加者を大いに沸かした。
 会場では記念映像が上映され、根本さんにまつわる懐かしい話が語られた。また磐城高での教え子で、NHK交響楽団バストロンボーン奏者の黒金寛行さんが献奏に臨んだ。
 (写真:献奏に臨むNHK交響楽団バストロンボーン奏者の黒金さん)

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