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脱炭素後押しへ いわき市、ビーエイブルが協定 好間のバイオマス発電を活用
市と、好間工業団地でバイオマス発電所を手がける「ビーエイブル」(双葉郡広野町)は6日、脱炭素と地域振興を兼ねた「再生可能エネルギーの地産地消の推進に関する連携協定」を締結した。
締結式が同日、市役所本庁舎で行われた。内田市長、佐藤順英代表取締役が協定書を交わした。
ビーエイブルは東京電力福島第一原発の廃炉作業にかかわる傍ら、2015(平成27)年に関西電力、九州電力グループのクラフティアとともに、エイブルエナジー合同会社を設立。22(令和4)年に好間工業団地で、木質ペレットを燃料としたバイオマス発電所の運転を開始した。
発電所はバイオマスとしては国内最大級の規模で、発電量は一般家庭25万世帯に相当する年間7・7億キロワット時。
協定では、木質ペレットによる再生可能エネルギー電力を市内企業に供給し、いわき市の脱炭素化を推進。収益の一部は市に寄付され、市はこの浄財を基に中小企業の脱炭素化に向けた補助や、工業団地の環境保全に充てていく。
内田市長は「いわきの産業界を取り巻く環境は厳しいが、時代に合わせた取り組みを進めていく必要がある。市としても積極的に周知していく」と語った。
佐藤社長は「いわき市の脱炭素を後押しできることは大変光栄。この動きは日本の誇りになると思う」と呼びかけた。
余剰電力に関しては市外にも供給するが、将来的にはいわき市内で100%使うことを目指しており、一般家庭への供給も検討していく。
(写真:協定書を交わした内田市長=右=と佐藤社長)