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いわき市議会9月定例会始まる 内田市長 自然災害続発に改めて防災強調

 市議会は3日、9月定例会を開会した。初日の本会議では日程を17日までの15日間と決め、市から議案46件が提出された。
 内田市長が市政報告を含めた提案要旨説明に立ち、熊本地震や千葉豪雨の犠牲者に哀悼の意をささげた上で、被災地にお見舞いの言葉を寄せた上で「本市としては市民の生命と財産を守るため、逃げ遅れ・災害死ゼロの実現に向け、引き続き全力で取り組んでいく」と強調した。
 また東日大昌平の全国高校野球選手権16強に触れ、「市民に計り知れない元気と勇気を届けてくれた。この大躍進を契機として、高校野球のみならず、さまざまな分野で次世代を担う子どもたちが、夢や目標に向かって思い切って挑戦できるよう後押ししていく」と述べた。
 8月27日に小名浜港が国の「サーキュラーエコノミーポート」に選定されたことにも言及。港湾の立場から資源循環や、リサイクル技術を有する産業集積に取り組むため、新たな関連産業の展開や産業立地につなげていくと述べた。
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 市の提出した主な議案としては、いわき市でクマの出没が確認されたことを受け、その対応にあたる職員に向けた「危険鳥獣捕獲等作業手当」を創設する。
 職員の手当関係では災害時の応急作業や、市外で発生した自然災害への派遣に対して増額する。
 一般会計補正予算案では30億1869万8千円を計上した。
 補正内容としては、医療提供体制の確保に向けた「診療所開設・承継支援事業」を巡り、申請者の増加が見込まれることから1174万1千円を盛り込んだ。
 内郷高坂町の市休日夜間急病診療所の充実強化も図り、新たに発熱患者対応用のプレハブ診療室の整備に83万1千円を付けた。設置は今年11月の予定。
 小名浜の三崎公園に関する魅力向上事業には1914万円を充てる。民間の収益で公園の整備をする「Park(パーク)―PFI」(公募設置管理制度)の導入に向け、可能性調査を実施する。
 家庭用飲用井戸整備補助金には960万円。水道が未普及の市内中山間地では渇水が問題となっており、住民が深井戸のさく井工事を依頼する際に補助金を交付する。
 (写真:開会した市議会9月定例会)

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