ラトブの来館者数が2000万人を突破。セレモニーが4月28日に行われ、2000万人達成を祝った。いわき駅前再開発準備組合当時から、ラトブのオープン、100万人、500万人達成などを取材してきた身としては感慨深かった▼ラトブは、19年10月25日にオープン。開館66日目で100万人、769日目で1000万人を達成するなど、平の中心市街地のにぎわい創出に一役買っている。オープン時には、開館前から、2000人を超える市民らがラトブを囲むように列をつくったのが印象に残っている▼いわき駅前再開発事業は「石ころ1つ動かせない」と揶揄されたこともあった。地権者や周辺商業者など、関係者の協力で紆余曲折を経ながら実現した▼いわきにとって〝百年の大計〟の事業を取材できたのは、いい経験だった。内勤となり記事を書く機会も減ってしまったが、いわきの陸の玄関口のランドマークとして、これからもラトブを見守っていきたい。