「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言うが、ここ数日暖かい日が続いた。19日には、小名浜で最高気温23・5度を記録。平年より12・2度高く、7月上旬の陽気となった▼10日にも、小名浜の最高気温が20度を超える20・5度を観測。こちらは6月上旬並みの暖かさだった。暖かくなってくると、いよいよ春の訪れが気になるところ。いわき地方のサクラの開花が待たれる▼いわきでは、旧小名浜測候所の標本木のソメイヨシノを観測し、小名浜まちづくり市民会議と、いわき観光まちづくりビューローが開花を発表している。昨年は4月13日の開花発表で、平年より7日遅かった。今年はいつごろになるか。開花とともに花見シーズンも待ち遠しい▼天気関連の会社などが今年のサクラ開花予想を発表している。それらを見てみると、いわき地方の開花予想は4月上旬ごろとなっている。この暖かさが続き、児童生徒がサクラ満開の下、入学式が迎えられるよう、期待したい。
片隅抄