自ら作陶するまでもないが、器類には興味がある。特に朱、群青色などの九谷焼は特に好きである。現地の石川県金沢市、いわき市内にあった百貨店での金沢展で酒器を買い求めたこともある▼土色の深く渋みのある備前焼も飽きがこない。こちらも以前、市内の展覧会で鑑賞した際、大ぶりの壺に差されたビワのバランスが絶妙だったことを覚えているが、季節的には夏時分だったろう▼本社が平の街なかから移転して4年近くになる。開発された住宅地と4車線道路の一角にあり、緑も多く今年もキジが姿を現した。つい先日、道路脇に黄色の実を付けたビワを見た。うっそうとしている中に遠目からでも分かった▼さて連日のクマ報道には、少々うんざりしているが、その個体がこの近くで目撃されたとなれば無関心ではいられない。空腹であれば、このビワも狙われるかもしれない。そんなことを考えながら、妄想にとらわれず冷静沈着な観察眼が必要と思った。