■第14回いわきサンシャインマラソン(26日、いわき陸上競技場~小名浜港アクアマリンパーク=42.195km)
男子フルマラソンで、総合8位となった内郷綴町のゆう整骨院オーナー佐川雄一さん(39)は「江名漁港からの強風は想定外の強さだったが、目標の8位以内の総合入賞を達成できて本当にうれしい」と喜んだ。
佐川さんは2年前に重度の腰椎椎間板ヘルニアを発症。寝たきり生活を体験したが独自のリハビリメニューで回復し、前回大会の記録を13分以上縮める2時間34分27秒でゴールした。
1カ月前のフルマラソン大会では、上位0・2%のエリートランナーの証しといわれる2時間30分以内に完走する「サブ2・5」を達成。今大会も狙ったが、強風に苦しめられた。それでも中間を1時間14分01秒で通過するなど、「ほぼ想定内のレース運びができた」という。
「昨夜は、お祝いの電話やメッセージが次々に寄せられ、あまり眠れなかった」という佐川さんの次の目標は、2週間後の名古屋シティマラソン。「ハーフで自己ベストの70分切りを目指し、来冬のフルマラソンは2時間25分を目標にしたい」とさらなる高みを目指している。
レース前の佐川さんに関する記事は<こちら>。
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