内田市長は大型連休(ゴールデンウイーク)に合わせ、引き続き新型コロナウイルスの感染対策に留意するよう、市民に向けたメッセージを発表した。
新型コロナウイルスの感染者数を巡っては、全国的に下げ止まりの状況から増加に転じつつあり、いわき市も前週の同じ曜日を上回る日が多くなっていると指摘する。
その上で「旅行やレジャー等での人流が活発になるほか、普段会わない人との接触機会が増えることから、感染の再拡大が懸念されます。市民の皆さまには、感染拡大防止にご協力をお願いします」と呼びかけた。
具体的には、基本的な感染拡大防止対策として、▽こまめな換気▽手洗い、消毒等の手指衛生▽人と人との距離の確保――を継続し、咳などの症状がある場合には、人との接触を控えるよう求めている。
また抗原定性検査キットによるセルフチェックや、万が一に備えた薬や食料の備蓄、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」の活用に関しても啓発した。
マスクを着けるかについては現在、個人の判断に委ねられているが、▽医療機関や高齢者施設の訪問▽混雑した電車やバスへの乗車▽高齢者や基礎疾患を持つ人、妊娠中の女性など、重症化リスクのある人が混雑した場所へ行く――といったケースでは、着用に協力することも盛り込んだ。
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