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小名浜・浅間神社にサル 元高校教諭の87歳・中根さん偶然撮影「お宮参りかな」
6月28日午後2時ごろ、小名浜南富岡にある浅間神社の境内に体長1mぐらいの猿が現れた。階段に腰かけて周りを見渡した後、ゆったりと境内を歩き、やがて裏山のほうへ消えて行った……。
撮影したのは、元高校教諭の中根長久さん(87)。最近入居した高齢者向け住宅「ケアレジデンス小名浜」の部屋から周囲の景色を眺めていたところ、偶然にも猿を目撃した。
「小名浜に猿がいるなんて」と驚き、すぐさまカメラを構えたという。中根さんは教職のかたわら写真撮影を長年の趣味にしており、市美展や各種フォトコンテストでも受賞経験がある。
何気ない景色のなかにも木の形や雲の色、ちょっと珍しいものを探す習慣はいまも変わらず。「『猿(さる)のお宮参り』が撮れました」とうれしそうに語り、「私たちも猿は見たことない。びっくり」と職員を驚かせていた。
(写真:浅間神社の境内に出没したサル)