いわき市など県内沿岸で取れた水産物「常磐もの」をPRするフェアが15日まで、タイ・バンコクで開かれている。主催するのは、東日本大震災からの復興を食の面で応援する「東の食の会」で、販路開拓や商品プロデュースなどを手がけている。今回は、東京電力福島第一原発で発生する処理水の海洋放出が進められる中、おいしさを発信する機会として企画された。
常磐ものフェアは3日に始まり、いわき市産のウニ、双葉郡浪江町産のシラウオ、相馬市産のアンコウなどが振る舞われているほか、平の水産品販売業「おのざき」による試食会も行われ、現地で評判を呼んでいる。
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