第49回お母さんの似顔絵作品展(いわき民報社主催)の審査会が9日、市文化センター5階大展示場で行われた。今回は市内の61施設(幼稚園21・516点、保育園17・358点、保育所16・210点、こども園7・223点)から応募のあった力作計1307点の中から金賞、銀賞、銅賞、努力賞などが選ばれた。
作品展は、毎年「母の日」にちなんだ本社主催行事。審査会では元磐崎小校長、いわき美術協会顧問の佐久間静子さんが審査委員長を務め、本社の鈴木淳代表取締役社長と応募作品の中から金賞10点、銀賞20点、銅賞30点、努力賞50点、協賛の常磐共同ガス賞10点を決めた。団体賞(50点以上出品)は泉、まこと、なこそ、かしまの各幼稚園、松の実、錦星両こども園に贈られる。
審査会場には絵の具、クレヨンで色とりどりに塗られた、個性的で優しさあふれるお母さんの似顔絵が並び、佐久間さんは1点1点をじっくりと見入ったあと、「日ごろ、母親との生活を上手くとらえている。笑ったり怒ったりする目や表情がとても楽しく表われている」と講評した。指導の先生には「1本の線や曲線を描くには、まだ難しい年齢。拙くとも子どもたちの表現力を大切にしてほしい」とアドバイスを寄せた。
応募作品は3期に分け、6月13日~7月3日まで、小名浜辰巳町の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」を会場に展示する。表彰式は6月22日、ら・ら・ミュウで。
(写真:園児の作品を審査する佐久間さん=左)
ニュース
いわき民報社主催「お母さんの似顔絵作品展」 今年は1307点の力作集う
