自民党いわき総支部長 青木稔氏が退任 鈴木智県議が新たに就く

　自民党いわき総支部（青木稔総支部長）の定期総会に代わる拡大役員会が９日、内郷綴町のクレールコートで開かれた。委任状を含め５０人の関係者が参加し、今夏の参院選に向けて党公認候補の必勝や、党勢拡大を盛り込んだ本年度の活動方針などを承認した。
　拡大役員会にあたり、青木総支部長は「（政治とカネを巡る裏金事件となった）パーティー券の問題や、石破首相による新人議員に対する商品券配布などで、自民党は大変厳しい状況にあり、国会議員・地方議員の選挙にも表れている。しかし日本の国を任せられるのは自民党であり、皆さまとともに歩んでいきたい」とあいさつした。
　党県連幹事長の矢吹貢一県議、党県連政調会長の鈴木智県議が来賓祝辞に立った。
　また役員改選として、鈴木県議が新たないわき総支部長に就いた。鈴木氏は国士舘大卒。衆院議員秘書、市議２期を経て、２０１１（平成２３）年の県議選で初当選し、４期目。５２歳。
　会議の席上、表彰伝達・報告が行われた。終了後には、参院選に対するいわき総支部の選挙対策本部が発足した。
　（写真：拡大役員会であいさつする青木総支部長）