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今年も茶畑さんカレンダー制作 被災地に思い寄せ 読者20人にプレゼント

 愛知県名古屋市を中心に新聞や雑誌、書籍、ラジオ、広告と幅広い分野で活躍している、いわきゆかりのイラストレーター茶畑和也さん(68)描き下ろしの新作カレンダーが、いわき民報社に届いた。茶畑さんの好意で、今年も読者20人にカレンダーをプレゼントする。
茶畑さんは東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で避難生活が続く、または風評被害などに苦しむ被災者の心に寄り添うため、2011(平成23)年3月28日から、今も被災者の心が1日でも早く穏やかになることを願い、ハートの絵を描き続け、SNS(交流サイト)のX(旧Tツイッター)で発信し続けている。
 茶畑さんはこれまで市内で個展を開いたり、カレンダーの売り上げの一部を震災関連の支援に役立てる活動も行っており、27日で投稿数は4658。13年目となった今回のカレンダーも四季折々をイメージした、やわらかい表情のイラスト6作品が描かれており、茶畑さんは「まわりの皆さまがお健やかに、お幸せになることをお祈りします」と本紙にコメントを寄せた。
カレンダーは、いわき市常磐上矢田の本社窓口まで、直接受け取りに来られる読者にプレゼントする(1人1枚まで、先着順)。

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