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須川展也さん アリオスで公演 サクソフォンで「銀河鉄道の夜」奏でる

 日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者の須川展也さんによるリサイタルが4日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で開かれた。公演は「アンサンブルで綴る『銀河鉄道の夜』」と題し、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにした同名楽曲で、サクソフォンアンサンブルとピアノ、語りによる音楽物語が、メインのプログラムとして組まれた。
 須川さんは静岡県浜松市出身。東京芸術大卒業後、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターを務め、国内外の交響楽団とも共演を果たしてきたほか、現在は後進の育成にも取り組んでいる。2002(平成14)年のNHK連続テレビ小説「さくら」で、テーマ音楽を演奏したことでも知られている。
 いわきアリオスのリサイタルでは、同じサクソフォン奏者の山田忠臣、國末貞仁、福井健太、神保佳祐さんと、ピアニストの小柳美奈子さんを交えて、楽器の持つ多彩な魅力を訪れた市民らに伝えた。
 メインのプログラムでは、孤独な少年ジョバンニが、友人のカムパネルラと一緒に銀河鉄道に乗り込み旅をする様子が、情感たっぷりに表現されていた。
 特にソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、音域の異なるサクソフォンの響きは、登場人物の機微な内面とともに、原作で描かれた生と死や、幸せのあり方を映し出しており、ホールを包み込んだサウンドが聴く人の心を揺り動かした。
 このほか須川さんがピアノとのデュオで「G線上のアリア」や「カルメン幻想曲」、アンサンブルで「スター・ウォーズ・セレクション」などを披露した。本番前には地元の中高生サクソフォン奏者を招いて、プレコンサートも催された。吹奏楽でなじみのある「たなばた」「宝島」を共に奏でた。

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