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中学サッカー・いわき民報カップ 東日大昌平4連覇 決勝で泉に10-1
「第15回いわき民報カップ市中学校春季サッカー大会」(NPO法人いわきサッカー協会主催、同協会3種委員会主管、市後援、いわき民報社協賛)の決勝が29日、21世紀の森公園内のアロハフィールドで行われ、大会4連覇を狙う第1シードの東日大昌平が圧倒的な攻撃力で泉を10―1で下し、14校12チームの頂点に立った。3位には小名浜二、平二が入った。
昨秋の新人大会と同カードとなった決勝。続く県大会も制し、いわき地区では敵なしの昌平に泉がどこまで追いすがることができるか、注目の一戦となった。
試合は立ち上がりから昌平がペースを握り、前半9分に左サイドから駆け上がった主将のFW瀬谷育夢(3年)のクロスを、ゴール前のFW森凰寿(同)がダイレクトに右足で決めて先制。勢いそのまま、MF藏品泰輔(同)、瀬谷、DF松本春馬(2年)が次々とゴールを決め、4点リードで前半を折り返した。
泉は守備を固めつつカウンターを仕掛けるなどして好機を狙うが、圧倒的な攻撃力と支配力で昌平が点を積み上げる。泉が一矢を報いたのは、後半28分。主将のFW大山令真(3年)がゴール前でボールを競るシーンで倒され、PKを獲得。チームメートの思いを背負い、大山が意地の一発を決めたが、反撃はそこまで。昌平が王者の貫禄を見せ、4年連続でいわき民報杯を手にした。
試合終了後に閉会式が行われ、同協会の四家孝幸会長といわき民報社の鈴木淳代表取締役社長から、瀬谷主将と渡辺心(3年)、蔵品(同)選手に賞状と優勝カップが贈られた。
(写真:4連覇を飾った東日大昌平)