市水道局は29日、平下平窪の配水管改良工事を巡り、誤った設計単価で入札が行われながら、最低制限価格と一致していた件で、入札情報が漏洩したことも考えられるとして、県警に資料を提供し、実態解明に向けて相談すると発表した。一連の問題は刑事事件化する可能性が出てきた。
山田誠・市水道事業管理者が同日、記者会見を行い、調査確認委員会による中間報告を明らかにした。中間報告では職員や入札にかかわった事業者への聞き取りから、最低制限価格と同額で入札することは可能とした一方で、誤って算出した額と一致するのは不自然とまとめた。
(写真:中間報告について説明する山田氏)
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