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勿来地区の80代女性 熱中症疑いで死亡 自宅庭で倒れているところ発見
28日午後5時ごろ、勿来地区の一般住宅で、80代女性が庭で倒れているのを家族が発見し、119番通報によって市内の病院に搬送されたが、熱中症の疑いで死亡が確認された。市内で熱中症とされる死者は今年初。
市消防本部によると、28日は熱中症疑いの救急搬送はこのほか計7件。軽症が6件、中等症が1件だった。
いわき地方は29日も気温が上昇しており、午後1時までの最高気温は、小名浜で35・4度(午前10時43分)の猛暑日、山田町で34・5度(同10時40分)の真夏日を記録している。福島県には熱中症警戒アラートが発表中で、午前中だけで熱中症とみられる搬送が計4件で、軽症、中等症が各2件となっている。
熱中症にならないよう屋外での作業は控えるとともに、屋内でもエアコンを使って涼しくしながら、適切に水分・塩分を取ることが求められている。
(資料写真:いわき市消防本部)