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いわき市の海水浴場 今夏は約3万6千人の入込客 コロナ明けも鈍化傾向

 いわき市の海水浴場は18日、今シーズンの開設期間を終了した。今夏は暦の関係で天候不順の恐れから、海開きを例年の海の日の3連休初日から1週間ずらし、7月20日から8月18日までの30日間とし、昨年と同じく勿来、薄磯、四倉、久之浜・波立の4カ所に海水浴場を設けた。
 市観光振興課によると、本年度の入込客数は4カ所で計3万5646人(前年比55・7%)にとどまった。最終日の18日は、前日が台風7号の影響で遊泳禁止となったことに加え、お盆休みを含め最大9連休の最後の日曜日とあって、多くの人が足を運んでいた。
 海水浴はいわき市を代表する観光誘客の一つで、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故前の2010(平成22)年には、計10カ所の海水浴場に80万1413人が訪れていた。
 現在は4カ所の開設となり、コロナ禍が明けてあらためてにぎわいを取り戻すことが期待されているが、レジャーの多様化や気候の変化によって客足が鈍化している。
 (写真:最終日の四倉海水浴場)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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