10日にヨークいわきスタジアムで開幕した「第107回全国高校野球選手権福島大会」。開会式の進行役を馬上萌杏(めあ)さん(磐城桜が丘・3年)と、大河原雫さん(いわき光洋・同)が務めた。
野球部のマネージャーの2人は、1年生のときから支部大会などで場内アナウンスを担当してきたが、開会式がいわきで開催されることになったため、それまでのアナウンス力が評価されて白羽の矢が立った。
学校は違えど2人は大の仲良し。決まったときは「一番一緒にやりたかった相手」と互いに喜んだ。今週の月曜日に原稿(台本)をもらったばかりで、カラオケハウスでマイクを持ち、練習に励んだという。
無事大役を終えて、馬上さんは「最初は緊張して声が震えてしまったが、でも練習通り、元気に丁寧にアナウンスできたし、自分でも楽しめた」と笑顔を見せた。
この後はベンチでスコアをつけながら勝利に貢献する。磐城との初戦を迎える大河原さんは「選手たちが気持ちよく、最善の状態で戦えるようにサポートしたいです」と気持ちを新たにしていた。
(写真:進行を担った馬上さん=左=と大河原さん)
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高校野球福島大会 開会式は磐城桜が丘・馬上さん、いわき光洋・大河原さんが進行






