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<いわき市長選 候補者横顔>新人・宇佐美登氏 規制改革の実績で「夢物語」一蹴
任期満了に伴う市長選(7日投開票)の候補者3人の横顔を紹介する。届け出順に、2回目は元衆院議員の新人・宇佐美登氏(58)=小名浜=。
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4度目の市長選となったが、第二のふるさと・いわきの将来を思い、周りの声に押されて出馬を決意した。
「渡り鳥」「選挙の時だけ」とやゆされることもあるが、医療工学が専門で、いわき市の中小メーカーと市医療センター、県立医大をつないで特許取得の橋渡しに貢献するなど、地道に活動してきたと胸を張り、「雑音はいっさい気にしない」と冗談めかす。
人工知能を使った医療相談体制整備、遊技施設「ラウンドワン」や会員制の大型スーパー「コストコ」の誘致など、多岐にわたる斬新な政策を持つ。
衆院議員2期の実績として携帯電話や食塩の自由化に取り組み、議員立法で障害者基本法を改正してきたとあって、「法律は変えればいいし、国とのパイプは誰よりも強固」と、夢物語と批判する人たちを一蹴する。
SNSでの発信を通じ、小学校時代から親しむけん玉が、最近ではトレードマークになってきた。
(写真:報道各社のインタビューに応じる宇佐美氏)