市議会は11日、一般質問が終了した。紙面から最終日の主な市の答弁を紹介する。
<平字掻槌小路の地下道における浸水被害軽減について>
市毛芳幸土木部長 雨水がたまりやすいため排水用のポンプを設置している。昨年度に排水能力の低下を確認し、1基の更新を行い、もう1基も本年度中に実施し、冠水被害の低減を図る。
今後も施設の点検や清掃を強化するとともに、側壁等からの浸水対策についても検討を行い、安全な通行の確保に努めていく。
<市いじめ対応支援チームの発足や、こどもみらい部にいじめ問題連携推進員を設置する方針を踏まえ、本市ではいじめ問題をどこが主体的に担うのか>
服部樹理教育長 いじめ問題は基本的に学校現場で対応し、教育委員会が支援していくという体制に変わりはない。一方で複雑化によって、学校教育の枠組みだけでは困難な事案もあるため、市市長部局と一体となって対応していく。
<市健康福祉・プラザ「ゆったり館」における温泉利用型健康増進施設と宿泊研修施設の民間移譲の考え方>
佐々木篤保健福祉部長 次期指定管理者候補者では、指定管理期間内に収支の黒字化を図るため、省エネに対応した設備機器の導入やデジタルトランスフォーメーション(DX)化、休館日の導入などによるコスト削減を実施する計画。
その上で黒字化を達成することを前提に、市と民間移譲に関する詳細を協議していく考え。売却額に関しても協議していく。
(資料写真:いわき市議会)
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いわき市議会12月定例会 一般質問最終日答弁から 平の地下道浸水対策等






