サッカー・J2いわきFCが小名浜港を整備候補地とする新スタジアムを巡り、市が「にぎわいづくりに資する公共機能」を入居させる方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。
小名浜地区の公共施設再編と連動し、具体的には子どもたちの居場所や、図書館などの交流スペースの設置を検討している。
一方で市小名浜支所に関しては「生活に密着した公共機能の再配置」として、小名浜の市街地部に置く案を持っており、それぞれの役割を明確にして、小名浜地区のエリア価値向上につなげていく。
市では新スタジアムとのかかわりにあたり、長期的視点で人口減少社会への対応を図るほか、医療や子育て、公共交通、教育といった長年の課題解消を目指す狙いを持っている。
このため新たに周辺インフラの整備に着手。有識者や地元関係者で構成し、昨年10月から今年3月にかけて意見交換した「小名浜港周辺エリアにおける防災・交通対策協議会」による議論を踏まえ、交通と防災の対策を深堀りし、新たな移動手段の確保や津波避難のあり方などを模索していく。
本年度は交通混雑対策、公共交通、津波避難・防災対策、エリア価値向上の各部会が発足する。いわきFCの運営会社・いわきスポーツクラブが進める計画で、スポーツを核としたまちづくり「スポーツコンプレックス」の取り組みと連携しながら、小名浜のみならず、全市ににぎわい創出を波及させていく。
新スタジアムは来年6月までの着工が求められており、完成は31年シーズンの開幕までとなっている。
(写真:小名浜図書館)
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いわき市 子どもの居場所、図書館をスタジアムに入居検討 小名浜支所は市街地へ





