ニュース
わたしの「こえ」が、まちになる いわき市 60周年で未来ビジョン発表
いわき市の市制施行60周年記念式典が1日、平字一町目のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれた。
式典の席上、将来に向けた指針として、いわき市未来ビジョン「わたしの『こえ』が、まちになる」が発表され、市民一人一人の声を市政に反映させていくことで、過去の常識や慣習にとらわれず、互いの個性や立場を尊重し合い、声を受け止めて対話を続ける思いが示された。
いわき市は1966(昭和41)年10月1日、14市町村が合併して誕生した。
市制施行60周年を迎えるに合わせ、市では人口減少・少子高齢化社会を踏まえ、40年後の市制施行100周年を見据えた中長期的な計画となる「未来ビジョン」の策定に着手した。
昨年11月には市内で活躍する若者を中心に「いわき31万人のまちづくりビジョン策定プロジェクト」が発足。「こえあみ」の愛称で、アンケート調査やワークショップを展開し、広域多核都市であるいわき市の豊かさを支えるのは、市民の『こえ』である点に着目した。
ビジョンには4つの項目が設けられ、このうち「きく」が全体をまとめ上げ、その時々に起きる問題や課題に対し、多様な声を集めて立ち向かう姿勢を設定した。
さらに「つなぐ」に歴史や文化、地域への愛着の継承、「いどむ」にどんな小さなチャレンジも実行する決意、「まもる」に東日本大震災をはじめとする災害を乗り越えてきた市民だからこそできる支え合い――を託した。
これらの実現に向け、市は来年3月までに、学びや医療・福祉、公共交通など具体的な施策ごとに、それぞれの中期戦略(おおむね5年間の見込み)を公表する方針。
また「こえあみ」に寄せられた『こえ』を基に、いわき市の将来像を盛り込んだ未来予想図が完成し、60周年記念式典でお披露目された。未来予想図は画家・イラストレーター金澤裕子さん(勿来町出身)が手がけ、さまざまな人たちの思いが詰まっている。
拡大した画像は<こちら>(市のホームページ内にリンクしています)。
(画像:記念式典でお披露目された「未来予想図」)