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勿来の関歌会「奥州三古関サミット」で拡大 一般のいわき市長賞は錦町・正木さん

 歌枕で名高い勿来の関を貴重な文化遺産を生かす「勿来の関歌会」の表彰式が15日、勿来町関田の勿来の関公園「吹風殿」で行われた。
 30年以上にわたって続く取り組みとして、今回は市制施行60周年記念事業「奥州三古関サミットin勿来」の一環として展開し、勿来の関に加え、白河の関(白河市)と鼠ヶ関(山形県鶴岡市)を含め、3つの『関』をテーマに募集した。
 初めてインターネットを通じて全国から短歌を募ったところ、計703首(一般部門449首、中・高生部門109首、小学生以下部門145首)が寄せられ、一般部門のいわき市長賞には正木道子さん(錦町)の「母に手を引かれ登りし関の路いま孫の手を引きてのぼりぬ」が輝いた。
 奥州三古関サミットはかつて『関』があったとされる3市の連携を深める催しで、互いの歴史・文化を踏まえ、地域振興や観光振興につなげていく。このため今回の歌会には、白河市長賞と鶴岡市長賞が設けられた。選者は県歌人会の水竹圭一さん、小林真代さんが務めた。
 表彰式には内田市長、鈴木和夫・白河市長、佐藤聡・鶴岡市長が出席した。
 主催する勿来ひと・まち未来会議の関根匡会長が「普段は4月の桜の時期に表彰式が行われるが、40回となる今回はサミットにあやかったところ、北は北海道から南は鹿児島まで、年齢も5歳から98歳までと幅広い応募があった。この雅な雰囲気の中で、皆さんと過ごせることは大変うれしい」とあいさつした。
 その他の受賞者は次の通り。
 【一般部門】▽白河市長賞=稲山博司▽鶴岡市長賞=庄司ユリ▽勿来ひと・まち未来会議会長賞=泉諒
 【中・高生部門】▽いわき市長賞=高岡奈央▽白河市長賞=小野湊斗▽鶴岡市長賞=鹿野田善頌▽勿来ひと・まち未来会議会長賞=平松凜心
 【小学生以下部門】▽いわき市長賞=石沢淳輝▽白河市長賞=石井詠羽▽鶴岡市長賞=寒河江統翔▽勿来ひと・まち未来会議会長賞=鷺愛夏
 (写真:内田市長から表彰状が贈られる正木さん=右=)

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