■J2第31節 いわきFC0-2V・ファーレン長崎(15日、ハワスタ)
▽得点【長】マテウス・ジェズス(前38)田中(後28)
いわきのシュート数10本は長崎の9本を上回ったが、決定力の差が浮き彫りとなる結果となった。「攻めているときに決めきれなかった」。J2得点王ランキングのトップを走るMF谷村海那(26)は試合を終え、悔しさをにじませた。
0―1で折り返した後半、果敢に前を向いたが、今季の武器の一つとなっている両サイドからクロスが供給されず、思うようにボールに触れない時間帯が続いた。「クロスのクオリティに差があった。自分や(有馬幸)太郎、熊田(直紀)がいるので信じて上げてほしかった」
次節は、前回1―1で引き分けた徳島ヴォルティスとのアウェー戦となるが、「対策されて難しい試合になると思うが、チーム一丸で勝ちに行きたい」と谷村。ボールが来れば俺が何とかする。悲願のJ1昇格プレーオフ圏内へ。エースストライカーとして攻撃陣をけん引する覚悟だ。
(写真:強い気持ちで戦い続ける谷村)
いわきFC