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秋季高校野球の県大会開幕 来春のセンバツ目指して熱戦繰り広げられる

 来年3月に甲子園球場で開かれる「春のセンバツ大会」につながる大会として、第75回秋季東北地区高校野球福島県大会(県高野連主催)が16日、いわきグリーンスタジアムをメインに、白河グリーンスタジアム(白河市)、あいづ球場(会津若松市)、ヨーク開成山スタジアム(郡山市)で開幕した。
 今回は従来の県内6支部の代表校だけでなく、参加校の減少などから支部予選がなくなり、夏の福島大会と同様に全校出場可能となった。5つの連合チームを含む66校・59チーム出場の予定だったが、会津農林が急きょ出場を辞退した。いわき市からは、秋季支部大会を制した第6シードのいわき湯本など12校・11チームが出場する。
 大会は18日までに1回戦、19、20日に2回戦が行われ、勝ち残った16校が23日から再開する3回戦にコマを進める。順調に日程を消化すれば、10月1日にいわきグリーンスタジアムで決勝戦と3位決定戦が行われ、上位3校が10月16日からの東北大会(秋田県)に挑む。
 初日は4球場で10試合が行われた。このうち、いわきグリーンスタジアムの開幕試合では、いきなりいわき支部同士のいわき湯本と磐城桜が丘が対戦。いわき湯本が10-3で八回コールド勝ちした。
 また、白河グリーンスタジアムでは、平工が帝京安積に4―3で九回サヨナラ勝ちした。小名浜海星が7-0(八回コールド)で福島高専を下した。あいづ球場ではいわき光洋が只見に7―17で敗れた。ヨーク開成山スタジアムでは、平商・いわき総合が0-7(七回コールド)で福島工に敗戦した。
 17日はいわき勢の試合はなく、18日にいわきグリーンスタジアムで磐城―勿来工(午後0時半)が、ヨーク開成山スタジアムでは磐城農―東日大昌平(午前10時)が予定されている。

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