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植栽通じて高校生と地域交流 勿来まちづくりサポセン主催 7年目迎える
NPO法人勿来まちづくりサポートセンター(舘敬理事長)は6日、勿来高で、主催事業「花が育む高校生と地域との交流支援事業」を開催した。今年で7年目を迎える取り組みで、同校や併設するいわき支援学校くぼた校の生徒が、地元関係者とともに、プランターへの植栽を行った。
この事業は、2015(平成27)年に県内初の養護学校(現・支援学校)の高等部分校として、くぼた校が開設されたことをきっかけに、高校生同士の交流を図るために始まり、地域や世代間のつながりに拡大した。
今回は両校と、窪田商店会、窪田金融団、勿来ロータリークラブなどから約90人が参加した。あいにくの降雨だったが、互いに歓談しながら、チューリップやビオラ、パンジーを植えていった。
舘理事長は「地域に定着した事業として、今年も皆さん大いに楽しみにしていた。来年以降は持続可能な取り組みになるよう、地元の若手に委ねていくが、変わらず開かれた学校であってほしい」と語った。