炭鉱から観光へと、大きく舵を切った少女たちの挑戦から60年が経過した。
1966(昭和41)年に開業した常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の呼び物として、前年に設立したフラガールの養成所、常磐音楽舞踊学院。見る人に笑顔や元気を届ける精神は連綿と受け継がれている。
エネルギー革命の荒波にさらされたフラガールは、東日本大震災やコロナ禍の危機も乗り越えた。フラガールキャプテンのマーラエ穂里さんは「こうして今も私たちが踊り続けていけるのは先輩方、応援してくださった皆さまのおかげ。これから先の世代にもつないでいける懸け橋になれるよう、1日1日を大切にチーム一丸ですてきなショーをお届けしたい」と話している。
(写真:伝統を受け継ぎ、未来への懸け橋へと輝き続けるフラガールたち)
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