いわきのメッセンジャーとしての役割を担う「第27代サンシャインガイドいわき」の3人が先月20日、決まった。3人は研修などを受け、今月4日、初仕事として渡辺市長や本社などに表敬訪問し、活動を開始した▼サンシャインガイドいわきは豊富な観光資源と快適な環境に恵まれた〝サンシャインいわき〟を県内外にPRする。これまで、第25代のときはコンテストも取材したほか、各種行事やイベントなどの取材で活動の様子を間近に見て来た▼昨年は東日本大震災、東京電力第一原子力発電所事故が発生。震災前のいわき市は、豊富な観光資源や新鮮な農林水産物などが大きな魅力だった。現在は、放射能漏れによる風評被害が大きな課題となっている▼第27代の任期となるこれから2年間は、復興や風評被害払拭に向けた動きが活発化する。それだけに、いわきのメッセンジャーとしての役割も今まで以上に重要になるだろう。ガイドのさらなる活躍を期待したい。
片隅抄