東洋システム(本社・常磐西郷町、庄司秀樹代表取締役)は13日、市消防団に小型動力ポンプ付積載車1台と小型動力ポンプ2台を寄贈した。
同社では東日本大震災発生時にも地域を守る消防団の姿勢に感銘を受けたのを機に、消防活動や地域住民の安心・安全のための災害に強いまちづくりに役立ててもらおうと、2013(平成25)年からほぼ毎年にわたり消防車両を寄贈しており、今回を含め計30台となる。
寄附受納式は市消防本部・平消防署統合庁舎で行われ、庄司社長は加藤義勝団長に目録を手渡し、「日々の鍛錬を通して市民のためにご活躍いただき、皆さんの志と活動に心から感謝したい」とあいさつした。
また、昨年5月には小型動力ポンプ付積載車1台と小型動力ポンプも寄贈していることから、市消防本部から紺綬褒章を伝達。加藤団長は「寄贈いただいた多くの消防団車両を活用させていただき、地域住民の生命、身体、財産を守っていきますので、引き続きの協力をお願いしたい」と感謝の気持ちを伝え、横内洋消防長から庄司社長に褒状が渡された。同社の紺綬褒章は今回で10回目。
寄贈された車両は、四倉町下仁井田の第7支団第2分団第2班、ポンプは内郷内町の第5支団第2分団第4班と、三和町中三坂の第6支団第3分団第4班に配備される。
(写真:市消防本部・平消防署統合庁舎で行われた寄附受納式)
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常磐・東洋システム 市消防団に車両とポンプ寄贈 2013年から継続で計30台
