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小名浜の炎「メヒカリチャーハン」考案 脂に合う餡で食べごたえも

 小名浜字船引場の「炎 中華と和食」が、いわき市の水産物ブランド・常磐ものからメヒカリによる「メヒカリチャーハン」を生み出した。
 炎では7種類のチャーハンを取り扱っている中で、店主の鈴木直人さん(44)が地元の名物を掛け合わせたいと考案した一品で、「メヒカリを使った食べ物はいろいろあるが、中華はあまり多くないと思う。ぜひ食べる方に笑顔になってほしい」と話している。
 鈴木さんは20代のころにすし職人として働いた後、会社員を経て、再び飲食の世界に身を投じる決意を固め、昨年5月に炎をオープン。25日で1年を迎えたばかりだ。
 自慢のチャーハンは米のとぎ方・炊き方からこだわっており、「企業秘密の技」(鈴木さん)で米粒1つ1つまでに気を配っているほか、中華鍋の振り方や具材を炒めるタイミングを見極めている。定番の黄金チャーハンをはじめ、黒醤油による黒チャーハンが人気という。
 こうした中、小名浜で店舗を展開していることから、水産品を使ったメニューを作りたいと試行錯誤。「いわきの魚と言えばメヒカリ。このおいしさをチャーハンにできないか」と思い立った。
 炎は「元寿司職人が作る最強チャーハン」を掲げるとあって、和食にも精通しているため、メヒカリは沼ノ内漁港でその日水揚げされたもの採用し、脂との組み合わせを踏まえ、甘酸っぱいオリジナルの餡をまとわせた。
 またご飯の量も重要視する。「これだけコメの値段が上がっていると、飲食店としては採算面では厳しい状況に陥っている。しかし何よりも満足してもらうことが一番。ぜひお腹いっぱいになってほしい」と胸を張る。
 メヒカリチャーハンは税込み1300円。時間は午後5時半~10時。土曜、日曜はランチの午前11時半~午後2時も営業する。火曜、水曜定休。
 詳しくはインスタグラム<こちら>まで。
 (写真:炎の鈴木さんが手がけるメヒカリチャーハン)

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