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国宝白水阿弥陀堂のハス復活 見ごろは7月から8月上旬 ピンクや白色の花咲く

 内郷白水町の国史跡白水阿弥陀堂境域の浄土庭園で、外来種による食害の影響で激減したとみられるハスがピンクや白色の花を咲かせている。庭園を管理するいわき市によると、見ごろは7月から8月上旬ごろになりそう。
 雨が降る25日午前、近くに住む無職野木道広さん(84)が花にレンズを向けていた。約20年前からハスの花に止まるカワセミの写真などを撮り続ける、ベテランカメラマン。苗が再生してきた様子を見届けてきたが「最近、食害の原因とみられるカメが増えてきており、また被害が出なければ良いが」と心配していた。
 市によると、池のハスは2021(令和3)年ごろから減少してきた。アメリカミシシッピガメなどの外来種や、イノシシによる食害、水害による枯死の影響とみられるが、原因は特定できていないという。市は地区の小学校と連携し、阿弥陀堂で育った花から種を取り、育てた苗を植えるなど再生に取り組んできた。
 (写真:浄土庭園でピンク色の花を咲かせるハス)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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