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いわき市川前地区で交通死亡事故ゼロ4千日 約11年にわたり高い意識
いわき市の川前地区で、交通死亡事故ゼロが4千日を達成した。いわき中央地区交通安全協会川前支部(新妻公二支部長)は6月29日、川前公民館で達成記念式典を開催し、住民たちの交通安全への意識を高め、さらなる『ゼロ』の継続を願った。
川前地区では2013年(平成25)年8月26日に交通死亡事故ゼロ4千日を達成したが、翌14年6月14日にバイクによる単独死亡事故が発生し、最高記録は4290日でストップしていた。
今回の記録はその日から数えて今年5月27日で4千日となり、記念式典は未踏の5千日達成に向けた機運醸成を図るため企画。地域住民をはじめ、いわき中央署員、交通関係団体会員ら約100人が出席した。
新妻支部長が「いわき中央署や交通関係団体の協力、日ごろから住民の皆様が交通安全を意識してくれたことで、4千日を達成できたことに感謝したい。より一層交通安全対策を強化し、死亡事故ゼロを継続できるよう一丸となって取り組んでいきたい」とあいさつした。
横山知永・市川前支所長、小野茂市議会副議長、阿部勝也いわき中央署長、佐久間比出男・いわき中央地区交通安全協会長が祝辞を述べたあと、阿部署長、佐久間会長から新妻支部長に表彰状が手渡された。
式典終了後は、県警音楽隊がカラーガードを交えて記念演奏を行った。
(写真:表彰状を手にする新妻支部長=中央)