いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)は18日、平商業高と開発した「ねぎねぎ和風ガ-リックドレッシング200ml」「ねぎねぎシ-ザ-ドレッシング200ml」を発売した。
マルトは産学官連携の一環で、地元の農水産品を活用しながら、市内外の高校・大学と商品開発プロジェクトを展開しており、今回は同校と、福島市の内池醸造とともに、2種類のドレッシングを送り出した。
発売初日には平字城東のマルトSC城東店で、生徒たちによる販売実習が行われ、多くの買い物客がさっそく手に取っていた。
マルトと同校、内池醸造ではこれまでもドレッシングづくりに挑んでおり、トマトやネギを使った商品は話題となっていた。新たに開発したドレッシングは、どちらもいわき市産ネギを使用し、国産玉ねぎと合わせた食感が絶妙なバランスを生んでいる。
和風ガ-リックは、おろしにんにくのコクと黒コショウの香りが食欲をそそり、米油ならではの軽やかな口あたりで、素材の風味を引き立てる。シ-ザ-ドレッシングはチーズの香りをまとい、リンゴ酢の酸味が全体をまとめる上品で爽やかな仕上がりとなっている。
価格は税込み430円。販売店舗は勿来駅前店を除くマルト全店。
販売実習に参加した流通ビジネス科の大友麻暉さん(3年)は「野菜だけでなく、お肉などにも合うドレッシング。ぜひたくさんのアレンジレシピを試してほしい。きょうはたくさんの方にお買い上げいただいているので、とてもうれしいです」と笑顔で話していた。
(写真:自ら手がけたドレッシングを販売する平商業高の生徒たち)
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マルト×平商×内池醸造 いわきネギ使ったドレッシング開発「お肉にも合う」







