サッカー・明治安田J2リーグ第34節として、10位のいわきFCは26日、アウェーの鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)で、4位の徳島ヴォルティスに1―0で勝利した。
いわきの通算成績は13勝10分け11敗の勝ち点49。順位は前節より1つ上げ、20チーム中9位に浮上した。次節は11月2日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、16位の藤枝MYFCを迎え撃つ。キックオフは午後2時。
前半は攻め手を欠きながらも、GK佐々木雅士(23)の好セーブと献身的な守備で失点を防ぎ、スコアレスで折り返した。互いにゴールまでのあと一歩が遠かったが、後半34分、ついに均衡が破れる。
MF五十嵐聖己(23)が右サイドから得意のロングスローを入れ、ゴール前で途中出場のFWキム・ヒョンウ(24)がクリアボールを頭で左下に落とすと、DF深港壮一郎(25)が反応して左足アウトサイドで押し込んで先制点を奪取した。
いわきはそのまま徳島の猛攻をしのぎ、クリーンシートで3連勝を達成。再びJ1昇格プレーオフ進出に望みをつないだ。田村雄三監督(42)は「危ないシーンもあったが、90分+αを選手たちは良く頑張ってくれた」とたたえた。その上で次戦に向けては「藤枝さんは昇格同期で、前半戦では負けているので、借りを返せるよう、いい準備をしていきたい」と意気込んだ。
(写真:先制弾を決めて仲間と喜ぶ深港=左から2人目 Photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images)
いわきFC
いわきFC アウェーで徳島に1-0 クリーンシートで3連勝






