1等5億円と前後賞合わせ、総額7億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」(第1013回全国自治宝くじ)と、1等3千万円と前後賞合わせて5千万円の「サマージャンボミニ」(第1014回同)が8日、全国一斉に販売が始まった。
〝大黒様の宝くじ〟として親しまれている、いわきワシントンホテル椿山荘・1階の宝くじ売り場「平一町目宝くじセンター」では、開店前から発売を待つ20人ほどの列ができた。
一番乗りを果たした会津若松市の会社員男性(57)は「家のローンが残っているので返済にあてたい」、東白川郡棚倉町から訪れた無職男性(83)は「家族や近所の方とおいしい食べものを食べたい」と夢を描きながら、束で宝くじを買い求めていた。
販売は8月8日までの31日間となり、抽選は同23日。期間中の最初の〝大安〟は7月11日で、同29日は大安と天赦(てんしゃ)日、一粒万倍(いちりゅうまんばい)日の吉日3つが重なる開運日となっている。
また発売を前に、大國魂神社(平菅波)から分霊した「石城国大国明神」で恒例の当せん祈願を実施。同神社の山名隆弘宮司が神事を執り行い、関係者約20人は2014(平成26)年以来となるサマージャンボの高額当せんを願った。
(写真:行列ができた平一町目宝くじセンター)
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