サッカー・いわきFCは3日、明治安田生命J2リーグ第13節として、アウェーのJITリサイクルインクスタジアム(山梨県甲府市)で、ヴァンフォーレ甲府(山梨)に0―1で敗れ、今季初の3連敗となった。通算成績は3勝2分け8敗の勝ち点11で、順位は前節と変わらず22チーム中20位。
試合は前半31分、いわきのDF遠藤凌(24)が、ゴール前に抜け出した甲府のFWピーター・ウタカ(39)を倒したと判定され、DOGSO(ドグソ=決定的な得点機会の阻止)によって、レッドカードの一発退場となり、厳しい戦いを余儀なくされた。
甲府は39分、ウタカがクロスボールを頭で合わせて先制点を挙げる。いわきは数的不利の中でも、必死に攻めの姿勢を見せたが、シュートは前節の21本から一転し、2本にとどまり、追いつくことはできなかった。
村主博正監督(46)は試合後、「一発レッドで苦しい展開になったが、選手たちは最後までハードワークしてくれた。後半ゼロに抑えたという頑張りを、次の勝ち点3につなげたい。(再び中3日なので)まずはしっかり体力を回復させる」と語った。
次戦の第14節は7日、アウェーのIAIスタジアム日本平(静岡県静岡市)で、清水エスパルスと対戦する。キックオフは午後2時。
いわきFC