いわきＦＣ ホームで藤枝に３－０の快勝 山口２得点の活躍

　サッカー・明治安田Ｊ２リーグの第８節として、１２位のいわきＦＣは３日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきに、１７位の藤枝ＭＹＦＣを迎え、３－０で勝利した。
　いわきの通算成績は３勝３分け２敗の勝ち点１２。順位は前節より４つ上げ、２０チーム中８位に付けている。
　試合は雨が降る中で行われたが、終始優勢を保ったいわき。前半２９分、ＭＦ大迫塁（１９）の左コーナーキックに、ＭＦ山口大輝（２６）がペナルティーエリア中央で反応して先制。後半２１分には山口が、ＭＦ西川潤（２２）とのワンツーで落ち着いてシュートを決め、この日２点目を挙げた。
　さらにＰＫを獲得すると、３３分にキッカーを志願した西川が冷静に左足を振りぬき、今季初得点を決めた。
　田村雄三監督（４１）は試合後、「平日のナイターで雨にもかかわらず、多くのサポーターの方に足を運んでいただき、その声援が選手たちを後押しして勝利につながった。チーム全体としていい守備ができており、そこからいい攻撃に転じられている。また次戦に向けて、しっかりとコンディションを整えていきたい」と語った。
　次戦の第９節は７日、アウェーのニッパツ三ツ沢球技場（神奈川県横浜市）で、４位の横浜ＦＣと対戦する。キックオフは午後２時。
　（写真：西川＝左＝とのワンツーで２点目を挙げた山口）